■ テレビアニメ『あかねさす少女』第1話 「4時44分の儀式」 のあらすじと場面カットが公開された。
■ 画像のひとつにちくわを右手に握りこちらへ突き出している土宮明日架の姿が。全く意味がわからない状況だが、一体これはどういうシチュエーションなのか?
■ 「4時44分の儀式」というタイトルから、とても中二的な雰囲気が漂う。あらすじでは、変わった石を拾ったこと、ある周波数に辿り着いた、この二つが物語の始まりのきっかけのようだ。
第1話「4時44分の儀式」 あらすじ
ストーリー
黄金の輝きと漆黒の闇が混ざりあう黄昏時――「4時44分」。明日架、優、みあ、奈々、クロエは、別世界を開くための儀式を行っていた。彼女たちは「鉱石ラヂオ研究会」。恒例の儀式は、失敗するまでがお約束だった。ただひとつ、いつもと違っていたのは、変わった石を拾ったこと。それをきっかけに、ある周波数に辿りついた彼女たちは、再び儀式に挑む。次の瞬間、明日架らの目に映ったもの……それは一面金色の世界。さらに、奇妙な生物に襲われた彼女たちを救ったのは、明日架によく似た、いや、明日架そのものの外見を持つ少女で……!?
スタッフ
脚本:ヤスカワショウゴ / 絵コンテ・演出:玉村仁 / 総作督:山本亮友 / 作画監督:渡辺浩二
画像
動画
『あかねさす少女』第1話 の評価・感想
第1話「4時44分の儀式」 評価
評価:A
あらすじを見る限りでは、「変わった石」を拾って何かの周波数と一致した事で、主役である明日架、優、みあ、奈々、クロエ達の生活する世界と、一面金色の世界とをつなげてしまった。あるいは、転移してしまったという事が起きたと考えられます。では、何故そんな事が起こってしまったのでしょう?
脚本はヤスカワショウゴ氏が手がけています。今までも落第騎士の英雄譚や超次元ゲイムネピュテューヌ等のファンタジーや、テラフォーマーズやジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない等のリアル世界とファンタジーがミックスしているような作品をいくつ手がけてきています。それに加え2018年作品では三ツ星カラーズやアンゴルモア元寇合戦記の脚本を全話通しで担当している等の実績もあり、今後の展開は大いに期待出来ると思われます。
ちくわ様 飲食店では持ち込み禁止だよ
ところでナチュラルにみんな受け入れていましたが、喫茶店に店外で購入したものを持ち込んで食べるのは禁止ですから皆さんしてはいけませんからね!結局なんにも解決してくれないちくわ様だったけど。
謎に大量発生する金色のウサギ と もうひとりの明日架
黄金の世界に転移したみんなですが、黄金のうさぎに囲まれて・・・個人的にはちょっともう辟易している演出なのですが、こういうのに囲まれて「感じてる」かのようにみせる見せ方って本当萎えるんですよね。なんて思っているとかわいかったはずのウサギが急に怖い姿に変身してみんなを襲ってくるっていう。このウサギ、モンスターらしく後にドラゴンに変身します。襲われかけている明日架、優、みあ、奈々、クロエ達ですが、そこに現れた明日架そっくりの女性。バトルコスチュームに着替えるというか変身するというか、戦闘モードでウサギとドラゴンを退治してくれたわけですが、戦闘シーンはCGで描かれており結構いい感じに動いていたと思います。
ラジオの周波数が存在する世界の座標を表す?
無事、モンスターを倒し明日架たちを元の世界へと運んでくれるもう一人の明日架。その際にウォークマンで数字の調整をしていましたが、これがこの作品にとって非常に重要なポイントになるんだと思います。
何か含みをもつもう一人の明日架
晩御飯の際に、明日架がもう一人の明日架に食事を運んできます。ここで「陰膳」の話をします。「いない人の分の食事」という言葉にはっとする明日架ですが、何か失ってしまったものがあるのでしょうか?ちなみに「陰膳」には「旅などに出た人の無事を祈って、留守宅の人が供える食膳」という意味があり、その正当な意味から推察すると明日架の近しい人が旅立った事を思い出したか、自分が元いた世界から黄金の世界へ旅立った事を思い出してなんて事もありえるのかもしれません。しかも、今主人公である明日架や黄金・・黄昏の世界とはまた違う世界の明日架たちとも幾度も出会い、旅立ったり旅立たれたりしたりという事も?
大樹に潜む女性の黒い影
エンディング直前、女性のシルエットが出てきました。明らかに悪の存在感を出していましたが、これはもしかして黄昏の世界の誰か、もしくは更に別の世界の明日架なのでしょうか。いわゆる、普通の明日架、良い明日架、悪い明日架みたいな三つ巴展開なんかも!?それとも、明日架の友人のうち誰かという可能性もありますね。当然、黄昏の世界の明日架が世界を移動出来るなら、他の人間も移動できるでしょうし、これは物語がこんがらがりそうな雰囲気ですね・・。上手に破綻無く纏め上げられるのでしょうか。
第1話「4時44分の儀式」 感想
あかねさす少女の第1話だが、全体的に良い感想が多く見られた。
作風について、映像が放送されるまでは一体どういうものになるのか想像がつきにかった本作。HPのテイストやモチーフを見る限りでは暗い系統になるのかと思いきや、実際の放送を見た視聴者からは、ダークというには明るすぎる、がしかしギャグでもって明るく軽い物かといえばそうでもなく。全体の流れも不穏な空気が流れているところもあれば、反対にほっと和ませられるシーンもあり、なかなか判断がつきにくい、という感想もあった。
まだ、第1話という事もあり、作品自体がテイストの全容を見せていない所も演出としてあるのかもしれない。だが、それがかえって魅力となり、パワー不足ではあるかもしれないが惹かれる要素であると言える部分にもなっている。その証拠に視聴を継続すると宣言する視聴者も何人もいた。
本作では戦闘シーンにおいてCGが用いられている、そのクオリティの高さも視聴者からは好評価を得たようだ。それとは反対に手書きの作画に不安を感じる視聴者もいるようだ。
キャストについての感想では、土宮明日架を演じる声優の黒沢ともよの演技力、特に演じ分けが非常に上手く、感動を覚えるという人もいたようだ。
ポジティブな感想
このアニメ…うん。いいな。
— ロゼッタ@反転空後出来ない系男子 (@rosetta501) October 1, 2018
ダークにしては明るすぎ。ギャグにしては暗すぎ。そして不穏な空気もあれば、ほっこりと和ませる部分もあり、なんというか…
どう言うジャンルのアニメか?と聞かれたらこう答えよう。#あかねさす少女
中立な感想
いい1話だったんじゃないかとは思う。強烈なパワーには欠けるけど、惹かれるところはある。 #あかねさす少女
— 乗合自転車 (@buscycle) October 1, 2018
ネガティブな感想
「あかねさす少女」ちょっと厳しいんじゃないかなー。打越鋼太郎さんてところ期待してるんだけど…。キャラの顔見せしたかったんだろうけど、Aパートの掛け合い、要らない気がした。Bパートから引きにかけては感じるトコロもあったし、これからかーぁ? #あかねさす少女
— 鈴森はる香 (@suzumori_haruka) October 1, 2018
スタッフ・製作陣の声
■ ヤスカワショウゴさん
https://twitter.com/shogoy/status/1046720714659717120
■黒沢ともよ さん
https://twitter.com/TomoyoKurosawa/status/1046708409351819264
■浅田弘幸 さん
https://twitter.com/asadercover/status/1046701681021337600
『あかねさす少女』 第2話 「違う世界(フラグメント)」