ニュースのポイント!

■ テレビアニメ『風が強く吹いている』第1話「10人目の男」のあらすじと先行画像が公開された。

■ 夜の暗がり、蔵原走と清瀬灰二の二人が並んで空を見上げている。月の明かりか街頭か、顔を上げる二人を照らす姿が描かれている。

■ 逃げる走、追いかける灰二。二人とも同じ学校の学生なのだろうか、それとも全く関係の無い二人なのだろうか。灰二につれられた竹青荘で走とその他の住人達に告げられた目論見とはなんだろうか?どのような物語の展開を見せるのか気になるあらすじだ。

第1話「10人目の男」 あらすじ

ストーリー

夜道を逃げる蔵原走。自転車で追う一人の男。追いついた男が走に問いかける。「なあ、走るの好きか!」男の名は清瀬灰二。走は灰二に導かれ、竹青荘という学生寮へ辿り着く。やがて、走と住人たちの前で、灰二の無謀な目論みが明かされる。

スタッフ

脚本:喜安浩平
絵コンテ・演出:野村和也
作画監督:千葉崇洋
制作進行:阿部奨子

画像

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『風が強く吹いている』第1話 の評価・感想

第1話「10人目の男」 評価

評価:S

オープニングから、どこかの駅の周辺(大仏出てたし鎌倉かな?)の映像でしたが、すごく昭和感漂う風景からスタート。
そこから、影で顔が見えない状態だけど、走が文字通り夜の道を走っている姿へとシーンは移り、直ぐに後ろから自転車に乗った灰二が追いかけてきて、あの一言!「なあ、走るの好きか!」。あぁ、こういうシチュエーションでのセリフだったんですね。出だしから熱い展開が今後も期待出来るなぁと感じた一瞬でした。

何より嬉しいというか、おぉー!と感動したのが、絵が綺麗!やっぱりアニメですので、動けば良いというだけではなく美しい描写と動きがあってこそだなぁと改めて感じさせられました。さすがProductionI.G.!視聴者としても作品に対する感情の入れ方が俄然変わってきます。

オープニング曲のUNISON SQUARE GARDENの「Catch up,latency」も凄く疾走感のある楽曲で作品にとてもマッチしていると感じました。

竹青荘に住まう、それぞれのメンバーはこれまた個性的でした。それにしても柏崎茜(王子)が美形すぎて個人的に震えます(笑)。それぞれのメンバー紹介をした後なんですが、とてもナチュラルに走が風呂へと入っていったのですが、どういう流れでこうなったのかちょっとよくわからないんだけど、どうして一緒にこの竹青荘に住むようになったんだろう?それにしても全員の食卓のシーンですが、ああいう感じのガチャっとした昭和感漂うのもいいなぁと思いました。作品的に「当時」の学生寮そのままの描写なんでしょうね。きっと作品を手がけている人たちも体験してきた時代だろうし、作り手達もきっとそういう側面で楽しみながら作っているんだろうなぁと勝手に考えをめぐらせたりもしました。ジョータとジョージがチャラ男担当なのかな(笑)二人がとってもテンション高めで「THE 学生」って感じでクスっとしました。

お祭り騒ぎも灰二のクラッカーと一言で雰囲気が少しかわって・・・、いよいよ10人を集めた本題を切り出す。「出よう。みんなで箱根駅伝に。」

Bパートにきて初めて竹青荘の読み方がわかりました、「ちくせいそう」なんですね!銭湯でのおっさんと灰二との会話で、何故灰二があと一人あと一人と竹青荘のみんなにもわかるようにつぶやいていたのかが、その理由がわかった気がしました。現在灰二は4年生で、もう後がなかったんですね。そこへ走る走の姿を見たのはまさに天啓だったのでしょう。演出においても走の姿が虹色に光り輝いていて・・・、って走は万引きして逃げてたのは正直笑いました(笑)真面目な作品だったので、まさかそんなシチュエーションだったなんて予想だにしていませんでした。が、時代的に苦学生というのもあるよなぁとおもったら、コンビニへあやまりに行こうと灰二が走が提案していたので、そんな昔でもないのかな?あまり細かいことを考えてもしかたないな・・・。ということで、Bパートで何故走が竹青荘に行くことになったのかが理由がわかりました。

そして、初めてわかる、竹青荘って実は陸上部の部員寮だったことが!いや凄い手順だと思うんだけど、もう住んでいる人全員強制的に陸上部所属にさせられる流れに乗せて絶対に逃げられないように仕立て上げた灰二。見事なハメコミ手法だ(笑) しかし、駅伝を目指すことを全員に伝える灰二だけど、強く否定する走。「無理だ。箱根なんて、絶対に無理だ。」これは、過去に挑んだか何か失敗経験があるかどちらかだろうか。「それは、誰にもわからないだろ。」と応える灰二の顔には含みのある笑顔、何か企みがあるんだろうなぁと感じさせるシーンでした。それよりも気になるのは次のシーンで明け方に走が見かけたベンチに座りながら脚を揉む灰二の姿。高校時代に足を怪我したか手術したかの描写と答えがありましたが、その際に走の過去を知っていることを伝えましたね。ここでエンディングへ。

クールだけど、どこか他人との間に距離があるような走。人との関わりが上手く、また頭も良い灰二。この二人の特徴は絶対今後ぶつかるであろう事を予感させます。しかし、こういう関係の二人って本当に相性がいいんですよね。互いに高めあう関係になることは間違いないと思います。そこへ竹青荘のメンバーが絡み合いどういうストーリー展開になるのか、期待出来る内容です!

全体的な感想として、まず何より最初から最後まで作画が崩れない。素晴らしい仕上がりだったと素直に思いました。作り手全員の熱量が伝わってくるような作品だと第1話にして感じました。キャストの演技にもキャラクターの性格やビジュアルにあった物であり、違和感も無いどころか想像以上の嵌り役だと思います。お陰でしっかりと没頭して視聴することが出来ました。第2話以降も非常に楽しみな作品です!

第1話「10人目の男」 感想

風が強く吹いているは放送前から期待を寄せる声が多くあった作品でした。アニメ化され、第1話が放送されましたが多くの方から満足し、楽しめているという感想が出ていました。

東宝とプロダクションI.Gがコンビを組んだ本作品、否が応でも期待が高まります。視聴者の中でもやはりその点について話している方もおられ、他のスポーツ作品と同じくアツい展開が繰り広げられる、そんなシナリオになることを楽しみにしているという声もありました。また、陸上好きにはオススメできる、是非視聴して欲しいアニメである、というリアルの世界から作品へと繋がるメッセージを発進する方もいました。

主人公である走と、相方となる灰二に対する感想も非常に好感度の高いものが多く見られました。特に灰二の人間性、より詳しくいうと包容力を感じさせられると同時に、それを演じるキャストの富永利行さんの技量が素晴らしいという声もありました。また、日常のいろんなセット(太陽や街頭など)を上手く演出に使い、作品のこれからの展開と眺望を感じさせる進行に感動しているという視聴者もいました。ただ、題材が駅伝ということもあり、ともすれば地味なものになりそうな不安もある、その辺りをどう見せてくれるのかという声もありました。魅力的な登場人物たちがそういうテーマが抱える課題に対してどうアクションを起こしていくのか、それが作品の雰囲気を大きく変えてくれるのではないかという期待の部分もまた大きくあるようです。

原作を知る人たちからは、基本的に原作を大きく損ねるようなことはなく、台詞回しやコミカルな部分をうまく利用しよりコミカルな仕上げをしており、かつアニメとして見やすくするように原作と比べ問題が無いように丁寧に変化を加えているんだな、という印象を受けるようです。そして、何よりアニメ化でありがちな原作における重要シーンのカットが懸念されてたようですが、どうやら第1話ではそれもちゃんと描いてくれているようで、非常に好感が持てるという感動の声もありました。

また、スタッフについても名作かつ実績がある「ハイキュー」や「ボールルームへようこそ」を手がけたメンバーが本作に携わっており、作品の作りについてはとても安心出来ると感じているようです。

ポジティブな感想

https://twitter.com/asibi0912/status/1047361085446082560
https://twitter.com/ed_momiji/status/1047274470874873857

中立・豆知識的な感想

ネガティブな感想

特に見当たりませんでした。

スタッフ・製作陣の声

■ 風が強く吹いている 公式
https://twitter.com/kazetsuyo_anime/status/1047175530368270336

■ 喜安浩平さん
https://twitter.com/kkiyasu/status/1047173522936619008

■ 大塚剛央さん(蔵原走 役)
https://twitter.com/TakeoooOtsuka/status/1047089395159851010

※評価は当サイト独自の評価基準でつけております。また、投稿日以降に状況に応じて変化・追記する事も御座いますため、あくまでエンターテインメントとしてお楽しみ頂ければ幸いです。

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