「ヤシャシーン!!」の掛け声が一時期ブームとなった当作品。
原作小説を荒川弘氏が漫画化したものを、アニメにした期待作。

OPEDをUVER WORLD・藍井エイルが歌う事からも作品への意気込みも強く伝わってきましたね。
1期目は全25話という昨今の1クール乱発の世において2クール放送するという見応えのある物でした。

第一話の放送を見た時、いかにも悪そうで強そうなパルス国王が出て来て絶対にラスボスだと勝手に思い込んだものですw
それに比べ、息子のアルスラーンが優しくひ弱そうな見た目だったのでちょっと不安を覚えたのも事実です。
そんな心配が的中した訳ではないですが、いきなり人質になったり、初陣で軍が全滅してピンチに陥ったりと不幸体質全開で逆に笑ってしまいました。

終始合戦シーンの迫力があり、違和感はあるものの見ててストレスの無いもので感動しました。
アクションシーンにも重みがあり、あの3DCG特有のふわっとした感じをなんとか抑え込んでおり、加えてカメラワークで更に戦闘を上手く見せていましたね。
アクションシーンといえばダリューンはかかせない存在でしたねw

アルスラーンが国を取り戻す為に戦う中で、本来王になるはずだったヒルメスとの対決を何度も繰り返します。
かつてヒルメスは復讐をもって国を取りにいきました。
同じく国を取る、取り戻す目的のアルスラーンは復讐とは違った意思をもって挑んでおり二人の対比がまるで光と影のように上手く表現されていたのも印象的です。

毎回、次の話が気になる作品でしたが最終話を見ても謎を多く残したままでやっぱり消化不良なエンドでしたw
特にあの魔術師みたいな奴らの正体や動機がさっぱりわからないのは、気になってしまうところで続きを早く放送してくれることを望むばかりです。
でも、アルスラーン戦記って原作ってまだ完結してないんだっけ・・?w

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